似たもの同士

なんか話が弾む
会話がスムーズ
気があう
理解し合える


こんな条件って、「似たもの同士」だから起こりうることですよね。

共感できる
予測できる
価値観許容できる

ってことが起こってるわけですよね。


では、「似てないもの同士」ってどうでしょう。

話が噛み合わない
よくわからない
価値観に共感できない
住む世界が違う

みたいなことが起こってきますよね。


そう、できれば避けたい。
できれば関わりたくない。

そう思われますよね。


でもよく思い出してみると
「そういう合わない人こそ、あなたには必要」
みたいなニュアンスのお言葉を聞いたことはありませんか?




生きていくうえで、家族を作っていくうえで、仕事をしていくうえで、
「なにごともバランスが大事」
という言葉もよく耳にするかもしれませんし、きっと「結局バランスだよね〜」なんて、人と話したことは1度はあるんじゃないでしょうか。


そのバランスに注目です。

言語と行動のパターンを分析する
LABプロファイル®️には

「目的思考型」と「問題回避型」
というパターンが対となってあります。
似ていないもの同士ということです。



さて、それぞれのパターンについての詳細は割愛しますが、パターンの名前から想像してみると、


目的思考型は、目標やゴール、手に入れたいことが明確になるとモチベーションが上がります。
問題回避型は、問題の回避や解決、または事前にその問題を避けることにモチベーションがあがります。


どう考えても、「似ていないもの同士」の会話になりますよね。


じゃ、もうちょっと肉付けをして、現実的に考えてみましょう。


ある会社の社長は強い目的思考型です。

その社長にとって、気があう、やる気になる部下は、同じく目的思考型のパターンをもつ人となります。

そして、いつもネガティブな事を言って、会社の成長に繋がらないと感じる部下は、対になっているパターンの問題回避型のパターンをもつ人となります。


想像してみましょう。

会社の在り方として、「常にゴールに向かって、目標達成のためだけに仕事をこなす人」だけが集まった会社はどうでしょうか。

きっと波に乗れば急成長する会社になります。

しかし、問題回避型のパターンをもつ人がいないので、「起こりうる問題を事前に考慮して備えをしておくことや、予防策を講じる」ことに意識がいかなくなります。

つまり、問題が起こって、対処するのが大変な状態になるまで、その問題自体に気がつかないことがあります。

会社として、どうでしょうか。



「なにごともバランスが大事」


似てないもの同士
合わないな〜
理解できないな〜

なんて思う相手こそ、実は側に必要な存在になるかもしれません。

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アウェアネスコーチとして 日々学んでいる いろいろなことの覚え書き 『ライフ ラーニング ブック』

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